【個展のお知らせ】
「今日に名前をつけるなら」
~記憶と思い出の透き間~

■会期:2017年12月1日~10日※水曜定休 
■場所:アトリエ空白(@blank_milk)  〒531-0071 大阪市北区中津3-16-10

まだまだ先の展示のお知らせです。
でも、この数日テーマについて考え続けて
ふわふわしていた気持ちが、マシュマロくらいの固さにまとまったので
ここにお知らせします。
DM等々、作品等々・・・出来上がり次第随時更新していきます。

2017年末、
少しでも多くの方の、思い出に残りますように。

記憶は、どこから思い出になるんだろう?
そう思ったことがある人、この問に明確に答えられる人は
どのくらいいいるんでしょう。

好きな人と話せた日。友人と別れたあと。帰りの電車の中で見た夕空。
ベッドで目を瞑ったとき。お腹を抱えて笑っているまさにそのとき・・・
『 今日のことを忘れたくないなぁ 』
ありふれた日常でも、そんな風に思う瞬間は沢山あると思います。

晴れた空が気持ちよかった。
この人みたいになりたいと思った。
大切な友人を亡くした。
ずっと想っていた願いが叶った。

幸せ、楽しい、悲しい、つらい、忘れてはいけない・・・
時間に流されているような日々の営みの中、
意識する間もなく次々起こっては、泡のように消えていってしまうことばかりだけど、
当たり前のことなんかひとつもないって、昔から思っていた。

(多分、決定的に思いはじめたのは、友人の訃報の翌日。
梅雨のくせに雨が降らない青空で、太陽に透けた若葉がキラキラ光っていて
街を行く人たちは何事もないように歩いていて、世界を俯瞰で眺めているような気分だった)

ぜんぶに名前をつけて、沢山の引き出しに大切に仕舞っておきたいのに、
時間に追いつけないのがもどかしかった。

頭の中にしか残っていない出来事達は、記憶という概念でしかなくなってしまうけど
「消えないで」「その日のままでいて」
ずっとキラキラしたまま手元にあってほしいという強い気持ちが
“記憶”を”思い出”に変えるのかもしれない。
そうであって欲しいという願望もこめて思っています。

あの日、あの時があったから
今やこれからの自分はこうしていられる。
恋をしたら すべてが煌いて見えたみたいに、
“思い出”が、ちいさくても支えになりますように。

そういう希望にもなり得る特別な瞬間をさがしながら、
はじめて見た人でも、「なんだか懐かしい」と思い出せるような景色を
描いてみたいと思っています。